2008-01-01から1年間の記事一覧

先日から考えていること。

梨花さんから頂いたコメントでちょっと困っていました。梨花さんが島本理生『波打ち際の蛍』のどういうところに興味を持っていらっしゃるのかわからないということもあって。先月の『ダ・ヴィンチ』のインタビューで「今回はまともな男性を書けました」とお…

大森望/豊粼由美『文学賞メッタ斬り! 2008年版 たいへんよくできました編』(パルコ出版)

面白かったです。 森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』が大森氏89点、豊粼氏73点。かなりの高得点でした(*^_^*) このシリーズの前の巻までは持っているのですが、そこで知った読みたい文芸誌のバックナンバーについて図書館で尋ねてみたら「所在不明」でした…

お店選びが難航中。

ふだん食べないのでピザを食べたいという話をしていたら、「イタリアンがお好きだ」ということだったので、Eさんとのお食事会の候補のお店を探し中。なかなか難しいです。駅からタクシー10分というお店を見つけたのですが、わたしはお昼はそんなに食べない…

男性というものはよくわかりません。

この時期になると、同窓会のお知らせがくることが多いのと、来年の年賀状の予約案内があったりするのでちょっと暗くなります。同じゼミだった男性が連絡を取ろうとしてくれなければいいなぁ、と。 なぜかわからないのですが、彼の中では、わたしは「自分に気…

「独身王子よ、婚活へ急げ」(朝日新聞2008年9月13日、土曜be Bujiness)を読んで。

「自分磨き」と「出会い」のふたつのポイントのうち、「自分磨き」についてちょっと書きます。 わたしも友人が少ないので人のことは言えないのですが、ときどき不思議に思うことがあります。 例えば、「恋人ができない」「結婚できない」とかいうことで悩ん…

井村恭一「フル母」(『文學界』2008年5月号)、島本理生、村上春樹、森見登美彦など

※かなりきついことを書いていますので、気に障る方もいらっしゃるかと思います。ご注意ください。 前作「不在の姉」(『文學界』2004年9月号、第132回芥川賞候補)に続いて、名前などは異なるものの、また犬とふとった姉が登場します。この作品も「純文学っ…

『健全な肉体に狂気は宿る−−生きづらさの正体』(角川oneテーマ21)

この新書は対談形式ということで、読みやすくて面白かったです(*^_^*) 第六章「まずは身体に訊け」の以下の部分が特に印象に残りました。 内田 やっぱり身体に訊いてみるしかないわけです。だから、学生にもよく言うんですよ。「とにかくデートしなさい」と…

「或る失恋の記録」(『yom yom』vol.6)

とても面白かったですよ(*^_^*) 大鳥誠二なる人物が「豆太郎通信」というコピー誌を作り始めてからのお話です。 本筋とは関係ないのですが、河瀬みどりが「ぜひ手伝わせてください」と電話をかけてきたところが気になりました。 彼は女性に対して人一倍の憧…

「クロコダイルの午睡」(『大きな熊が来る前に、おやすみ。』所収、新潮社)

この短篇はなかなか面白かったです。 主人公の女の子の独白部分で気になるところがありました。 ああ、と私は心の中で痛感した。私は、この子のことが嫌いだ。それも彼女だけが嫌いなんじゃなく、彼女に代表されるような、苦労もせずに与えられた平和の中で…

森見登美彦先生のインタビューが3件。

1)現在発売中の『ダ・ヴィンチ』10月号に『美女と竹林』刊行記念インタビューが掲載されています。 2)同上。おすすめの古典を5作あげていらっしゃいます。 3)「楽天ブックス」に『美女と竹林』刊行記念インタビューが掲載されています。 先生、真面目…

森見登美彦「恋文の技術」第十二話 最終回(『asta*』2008年10月号)

(注:以下はわたし個人の感想で、この小説からの引用ではありません。) せんせい は また じつりょくはにんきさっか への とっきゅうかたみちきっぷ を てにいれた !>すすむコマンド? 最終回は「伊吹夏子さんへの手紙」でした! とてもとてもよかったで…

本好きを魅了する関西人作家たち。(『Hanako WEST』2008年10月号)

森見登美彦先生、万城目学先生、西加奈子先生のインタビューが掲載されています。 特に、登美彦先生は「ユーモアと奇想がますます冴える関西人作家人気を引っ張るエース。」として紹介されていて、窓越しの竹林をバックに笑顔でうつっているお写真がとてもよ…

森見登美彦先生は12月の角川文庫編集長です!!

2008年4月から2009年3月まで、月替わりで12名の作家が【角川文庫編集長】に就任します。書店店頭でのフェアはもちろんのこと、雑誌や角川文庫の携帯サイト【ちょっくらぶ】、角川書店のウェブサイト【web KADOKAWA】などでの特集企画がめじろ押し!【ちょっく…

また化粧品を注文してしまいました。

迷ったあげく、最終的に先日の「1ヶ月以内のご注文5,000円以上で割引あり」の会社にぎりぎりに注文したのですが、その後に最終候補のひとつで限定ケース付きファンデーションが発売されていることを知り。さらに、その会社のサンプルにあった淡い水色のアイ…

平山瑞穂『ラス・マンチャス通信』(角川文庫)

森見登美彦先生が帯をお書きになっておられます。 以下の平山先生のブログの8/23付のエントリにてお写真がご覧になれます。ぜひ、店頭でご確認の上、お手元に一冊どうぞ(*^_^*) http://hirayama-mizuho.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_7b82.html参考ま…

森見登美彦先生情報(2008年9月分)

☆ご注意:現在連載中のはずで次号に掲載されるか不明なものもございます。お買い求めの際は店頭などでご確認くださいませ。日付は全て予定です。地域によっては遅れます。 6日。『asta*』2008年10月号 連載小説「恋文の技術」の最終回が掲載予定。 これはポ…

なんというか……。

いま使っているファンデーションがなくなりかけているので一応デパートに行ってみたら、コーナーがなくなっていました。 ついでなので、その会社を含めた数社にカタログ及びサンプルを請求しました。 その中で、「これはいい!」と思うものがあったので、電…

4万ヒット。

ご覧いただきましてありがとうございます。これからも頑張ります(*^_^*)

森見登美彦先生情報(2008年8月分)

☆ご注意:現在連載中のはずで次号に掲載されるか不明なものもございます。お買い求めの際は店頭などでご確認くださいませ。日付は全て予定です。地域によっては遅れます。 12日。『野性時代』2008年9月号 連載小説「ペンギン・ハイウェイ」が掲載予定。 http…

森見登美彦先生情報

日本文藝家協会/編 『短篇ベストコレクション現代の小説2008』(徳間文庫) 昨年の山本周五郎賞受賞時に発表された短篇「蝸牛の角」が収録されています。 http://www.tokuma.jp/bunko/tokuma-bunko/77ed7bc730b930c830b330ec30af30b730e730f3-1 ちなみ…

森見登美彦「恋文の技術」第十一話(『asta*』2008年8月号)

とてもとても面白かったですよ(*^_^*) 今回は「大文字山への招待状」です。 ネタバレになってしまうので何も書けませんが、先生の真骨頂!という気がしました。 ところであのぅ、今回はいつもの「次回は○月号の掲載になります。」という但し書きがなかった…

最近、眠りが浅いです。

そんなにつらくはないのですが……。もう少しまどろんできます。 いまは暑中見舞いのかわいいはがきを選んでいますが、くじつきのかもめ〜るとどっちがいいのかなぁと考えています。 こういうことで悩むのも楽しいものですね(*^_^*)

なんとなくわかってきたこと。

先日のお食事会のことでずっと考えていたこと。 お店の候補を3軒あげていたうちの一軒の入口でちょっと無言になってしまいました。メニューを指しつつ、「この○○コースが有名らしいですよ」と話しかけたとき、Eさんの後ろからニヤニヤと嫌らしい薄笑いを浮…

楽しかったこと。

長年日記をよみあっているEさんとお食事会をしてきました。 「わたしはやはりスキがある?」などの質問にもお答え頂きました。スキは普通の範囲で、ただし「合コンで女性が3〜4人いたら一番話しかけやすいタイプ」とのことでした。 あと、いろいろほめて頂き…

森見登美彦先生情報(2008年7月分)

☆ご注意:現在連載中のはずで次号に掲載されるか不明なものもございます。お買い求めの際は店頭などでご確認くださいませ。日付は全て予定です。地域によっては遅れます。 6日。『asta*』2008年8月号 連載小説「恋文の技術」が掲載予定。 これはポプラ社のP…

おかげさまで。

復帰できました、ありがとうございます(*^_^*)

森見登美彦先生情報(2008年6月分)

☆ご注意:現在連載中のはずで次号に掲載されるか不明なものもございます。お買い求めの際は店頭などでご確認くださいませ。日付は全て予定です。地域によっては遅れます。 12日。『野性時代』2008年7月号 連載小説「ペンギン・ハイウェイ」が掲載予定。 http…

ちょっとお休みさせていただきます。

体調不良など、いろいろ重なってまして……。

雨が降って寒いです。

また毛布を出してかぶって寝ています。皆さんも風邪をひかないようにお気をつけください。

森見登美彦「恋文の技術」第十話(『asta*』2008年6月号)

面白かったですよ(*^_^*) やっと「伊吹夏子さんへ 失敗書簡集」!! 失敗書簡のひとつに詩が書いてあるのですが、これを読んで腰が砕けそうになりました。またなぞなぞかと思ってしまったくらいです。よくこういう詩が書けるなぁ……。 挿画もよかったですね…