- とても面白かったですよ(*^_^*)
- 大鳥誠二なる人物が「豆太郎通信」というコピー誌を作り始めてからのお話です。
- 本筋とは関係ないのですが、河瀬みどりが「ぜひ手伝わせてください」と電話をかけてきたところが気になりました。
彼は女性に対して人一倍の憧れと、その反作用としての不信感を抱いており、「手伝い無用!」とだけ言って電話を切り、暖かく彼を包んでくれる万年床にもぐりこんだ。
なんとなくですが、大鳥はもともとは比較的たやすく好みの女性を「発見してしまう」男性ではないかと思われます。こういう男性はたまたまサークルや授業や仕事でちょっと挨拶したり笑顔を見せたくらいで「このひとこそ自分の運命の女性ではないか」と段階を踏まずにいきなり行動に出たりするので断られやすいというか。そういう印象を受けました。
- この小説の登場人物はみんな幸せになるといいなぁ(*^_^*)