『草食系男子の恋愛学』(メディアファクトリー)

  • 面白かったです(*^_^*)
  • この本は女性から男性にお勧めしてもいいなぁと思いました。というわけで、こちらでわたくしからお薦めさせていただきます。
    • というのは、おそらく女性経験が少ない男性は女性の身体的なことについて本当にご存じないと思うのです。例えば、わたしだと「PMSの時期は(わたしの場合は)なんとなくお金を使いたくなるから、デートはしたいけれどもあんまり街中を歩くようなお出かけはしないほうがいいなぁ」とかあるのですが、そういうことは男性には話しづらいものなのです^^; なので、女性をいたわりたい男性&男性にそういうことをわかってもらいたい女性にはこの本が役立ちそうです。また、この本を渡したり勧めたりするだけではなくて、ややお付き合いが進んでいる間柄だったらソフトにそういう話題に入れそうですね(*^_^*)
  • 以下には、わたしの個人的な経験からの具体例などをあげています。この本の続編ができるとしたら、多少マニュアルっぽくなったとしても、「会話例」みたいなものがあるとわかりやすいかもしれません。小見出しをあげますが、その前後と合わせて読むと理解がすすむと思います。
    • p.35 「小さな変化」に気づき、伝えること
      • ダメな例として「今日はスカートだから女らしくてよい」というのが載っていますが、こういう失敗はけっこう多いです。あと、他の女性がいる前でというのは特にダメです。言われた女性が女性同士の間で困った立場に立たされることにもなりかねません。
    • p.45 女性に威圧感を与えないことが大事
      • さほど親しくない男性とデートする場合ですが、恋愛小説などはあまり参考にされないほうがいいと思います。けっこう、親しくもないのにドライブに誘ったり&応じたり、二人きりでお酒を飲んだりというシーンが描かれていたりしますが、そういうことは普通の女性としては避けたいことです。また、このほかにも、実際に自分がそういう趣味があってよい穴場を知っていたとしても、山登りや温泉なども厳禁です。あまり親しくない女性を誘うときは、「相手が出先から徒歩+電車などですぐに帰れる場所」に誘うようにしましょう。男性と一緒というのは、女性としては「自分の身の安全」を考えなければならない不安なものなのです。
    • p.70 「知識」ではなく「感じ方」「考え方」を示す
      • わたしは今度、ブロガー同士として知り合って4年以上になる男性と2回目にお会いすることになっています。そこで彼が理学部数学科のご出身ということで、わたしが好きなのに(興味があるのに)苦手な数理系&論理系パズルをお目にかけるお約束をしていますが、それは単に「わたしの趣味について一緒に話せる相手がほしい」「数学科のご出身&塾講師というお仕事ならではの視点をお聞かせ願いたい」ということで、特に「パズルを解いて欲しい」ということではありません。ただ単に「ダレカさんはこういうのが好きなんだね、これらにはこういう共通点があるね」「自分はこれらの中ではこのパズルが一番ルールが面白そうだと思った」というような程度でいいのです。そういうおしゃべりができたら、じぶんの大好きなパズルという趣味がわかっていただけた=わたしというものをわかっていただけた、ということで、とても嬉しいと思います。
    • p.72 「自分の弱さ」を見せることの大切さ
      • これは難しいです。多くの男性はこういう弱さを抱えていて、少しでも理解してくれそうだと思った女性を理想化する傾向があるように感じています。それも、相手が上司だとか取引先だとかで相手をしているだけなのにそれを個人的な関係だと誤解する男性がとても多いのです。わたしは人当たりがよいほうなのですが、男性にはもう少しクールに接しないといけないのかなぁと思ったりします。なので、弱い部分を見せるときは、相手とじゅうぶん「個人的に」親しくなってからでないと「どうして(そこまで親しくないのに)、こんな話をされるの?」「わたしを生身の女性として好意を抱いているのではなくて、なにか理想化しているんじゃないの?」と怖がられると思います。
  • あとでまたもう少し書くかもしれません。とりあえず、今日はここまで。

id:dareka-backroom:20081022に続く。