森見登美彦先生インタビュー「郊外から見える"世界の果て"」(『本の旅人』2010年6月号)

おっ。これは良いお写真ですね(*^_^*)
(先生が机の上のペンギンのミニチュアを見つめているところです。)

−−アオヤマ君が一つの世界の果てを見つける話でもあり、初恋の物語である。お姉さんのことがすごく好きだと気付く瞬間がすごく良いんです。
森見 うーん……その話をするのは恥ずかしい! 『太陽の塔』といった腐れ大学生の物語は、女の子に惚れた後にその人を追っかけていく話、と客観視できるんですけど、『ペンギン・ハイウェイ』は主人公の男の子が、誰かを好きになるというのがどういうことか最初はわからなくて、だんだん発見していくという境目の話なので、すごく照れくさいですね(笑)。

森見登美彦さんへの質問」というコーナーがあったので、少し抜き書きしてみます。

1.まだ読んでいないけれど、これから読みたい小説はありますか?
ドン・キホーテ』。

5.アニメ版「四畳半神話大系」のキャラクターでいちばん気になるのは誰ですか?
城ヶ崎さん。

7.「四畳半神話大系」の原作に登場するサークルで、ここなら入ってもいいと
思うサークルはどれですか?
樋口さんの弟子がいいな。

11.『ペンギン・ハイウェイ』でお気に入りのシーンはどこですか?
お姉さんがお昼ご飯を食べてから寝てしまって、それをアオヤマ君が
眺めているシーン。

18.外国語で読んだ小説などあれば教えてください。
ノルウェイの森』。英語版です。

21.いま行ってみたい外国の土地はありますか?
タヒチ。飛行機に乗れないから無理ですけど。

22.国内外問わず、住んでみたい場所はありますか?
長崎。

25.もしまとまったお休みがとれたら何をしますか?
温泉宿に長めに滞在して、『ドン・キホーテ』を読む。

城ヶ崎先輩は確かに興味深いですね。
ノルウェイの森』の英語版ですか。日本語版があるから、がんばれば読めるかも? 探してみようかな(*^_^*)

http://d.hatena.ne.jp/Tomio/