12月の角川文庫編集長。

森見登美彦先生が25日から12月の角川文庫編集長を務められますが、一足先に携帯電話用のサイトでインタビューなどをご覧になれます。
インタビューの一部を引用。

 今回文庫化される『夜は短し歩けよ乙女』ですが、これもある意味では僕の好きな、もっといえば一つの理想の世界についての妄想を書いた小説です。ただ、単行本を出した際に、「男は、所詮こんな女が好きなのね」みたいな感じの感想もちらほらあったのですが、自分としては、「いやあ、それとはちょっと違うんだけどなあ」とは、ぜひ言っておきたいです。「黒髪の乙女」が理想というのではなく、今どきの大学生とも思えないような、あからさまに純真すぎる女の子が特に危険な目にも遭わず、なんとなく楽しげに過ごせるような世界全部が−樋口さんも羽貫さんも李白さんも含めて−僕の理想なんです。だから「黒髪の乙女」もあわよくば自分がそうなりたいと思う人物なわけで、それをこの小説では書きたかったんです。

http://adto.jp/kadokawa/view/s.php?a=371(携帯電話用)
http://www.kadokawa.co.jp/dis/chiefeditor/(パソコン用。25日になったらリンク先をご覧下さい)

http://d.hatena.ne.jp/Tomio/