森見登美彦作品いろいろ。

  • 「御都合主義者かく語りき」(『野性時代』10月号)。
  • 「魔風邪恋風邪」(『野性時代』11月号)。
    • 「日本一の片想い作家(10月号)」から「東洋一の片想い作家(11月号)」へ!
    • いま読み終わりました!面白かったです!よかったです!これも本になったら欲しいです。
    • ところどころでブログを思い出し、さらに楽しめました♪(例:「愛苦しくて頬ずりしたくなる子豚のように可愛げのある男でもない」というくだりとか。センセイの8/26付のブログで「豚野郎」といわれた、ベイブのように愛すべき豚のことであろう、といったところがあったので。)
      • ただし、「愛苦しい」は「愛していて苦しい」というような意味も込めたセンセイの造語でしょうか?正しくは「愛くるしい」であり、「愛苦しい」は誤りであるような気がいたします。編集者の方のチェックが入っているとは思いますし、造語なのかもしれませんが、「これって誤字?」と思われてしまうのはマイナスかなぁと思いました。
  • 「金曜倶楽部」(『パピルス』8号)。
    • 面白かったです。でも、食べられてしまうかもしれないのに惚れてしまうのってちょっと難しいかもです。たぶん、自分が病気であって、発病もその後の悪化も主に恋愛などの対人関係をきっかけとしているし、なるべく対人関係を持たないようにしているということがあるので、こういう作品の理解がしにくいのだと思います。あんまりにもよくならないのでいろいろ薬を変えて以前よりも強いものを出されるようになったのですが、そしてやはり「死にたい」と思うこともあるのですが、やっぱり最後のところでは自分が可愛いので他人に食われて(飲み込まれて)死にたくはないというか。一思いにやってくれるのであれば喰われてもいいかもしれませんが。