5万ヒット達成企画として、これまで書いていなかった分を少しですが出してみます。
- インタビュー『Hanako West』(2008年10月号)
『夜は短し歩けよ乙女』以降、女性読者が爆発的に増えた。そのことにとまどいもあるという。
「それまで、しょうもないストイックさを抱えた京大生ライフを書いていたのに、急に『乙女』なんてかわいいもんを書いたから、男性読者から『結局、森見登美彦も俺たちを裏切った』などと思われてはいまいかと。かといって、男性読者に囲まれる会を催すのはごめんですが(笑)」
- 「作家ファイル1998〜2008」『文藝』(2008年夏号)
- 自分のデビュー作を評価してください。
- 森見登美彦にとっての最高傑作。この作品を越えようと努力すれば、必ず不幸になるであろう。やめとけやめとけ。
大学時代は、トイレが共同というアパートの四畳半に住み、内田百けんや夏目漱石の小説に夢中になった。
「2人とも、しかめっ面をしたおじさんに見えますが、可愛い気のあるユーモアが漂う。そんな面白さを目指したい」