2008-01-09から1日間の記事一覧

平山瑞穂「棕櫚の名を」(『S-Fマガジン』2007年11月号)

面白かったです。 こういう風に着地する小説とは意外でした。 実は、図書館で「後味が悪かったらどうしよう」と思って、最後の方を先にめくっていたので、わたしの苦手な作品だとばかり思って借りるのを伸ばし伸ばしにしていたのです。 もう少し作品がたまっ…

円城塔「Your Heads Only」(『S-Fマガジン』2007年11月号)

初・円城塔!!(やっと!) 面白かったです。最後のところが特に。(ちょっとわからない固有名詞もありましたが。) こういう恋愛小説だったら読めそうです(普段は恋愛小説はあまり読まないのです)。短編集にまとまったら読んでみたいかも。

森見登美彦「恋文の技術」第八話(『asta*』2008年2月号)

今回もとても面白かったですよ!(*^_^*) 今回は妹さんへのお手紙です。 さて、注意書きをば。本文中ですぐにわかるネタ(なぞなぞ・暗号)ですが、それでもおイヤな方は以下をご覧になられませんように。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 先生、ブログの更新がございま…

大変遅くなりましたが

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 今日は、先日酷評してしまいましたが、やはり気になる島本理生の『生まれる森』(講談社文庫)を買ってきました。なんでも、『ナラタージュ』(角川書店)よりもひどい男性が登場するそう…