小説『恋文の技術』を刊行 森見登美彦さん

読売新聞の本よみうり堂のインタビューです。

豊かなイメージの源は、あくまでも身の回りの日常。古い路地、ビルの屋上……。何気ない景色の片鱗(へんりん)が、作家の想像力を刺激する。ただ、「面倒くさがりで、日常生活では冒険しない。妄想をするのも机の上だけ」と語るきまじめな性格だから、実際に足を踏み入れることはまれだ。

 「赤い風船に手紙をつけて飛ばすことも、やろうと思えば簡単だけど、わざわざやらない。度胸がなくてできなかったことや、やってみたいこと、素朴な夢が想像力を後押しする。だから小説の登場人物は、僕よりアクティブです」

http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20090330bk13.htm

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