森見登美彦インタビュー(朝日新聞2008年11月16日)

  • 「おやじのせなか」というコーナーにご登場です。
  • 以下、一部引用。

「いい気になるな」胸に

(略)
 4回生のとき研究室に配属されましたが、やっていく自信がなく、耐えきれずに1ヵ月で飛び出し、奈良の実家に帰りました。
 本当は作家になりたかった。学生時代に何度か小説の新人賞に応募しましたが、全滅。もうどうしていいかわからなかった。
 父の前で泣きました。父は心配でしょうがなかったと思うんですけど、顔に出さなかった。「今は休め」と。
 1年休学してぷらぷらしてました。下宿先の京都に戻る途中、最寄り駅まで送ってくれた父から手紙を渡され、電車で開封しました。「感情で決めるな。時間をかけてもいい。慎重に考えること」。末尾には「自慢の息子へ」。気遣いに満ちた内容だたけに重かったけど、こんな父親になれたらと今は思います。
(略)

  • おお! いいお父様ですね(*^_^*)
  • よいインタビューでした。

http://d.hatena.ne.jp/Tomio/