森見登美彦先生情報(2009年6月28日更新分)

現在発売中の女性ファッション誌『MORE』(2009年8月号)に先生のインタビュー&舞台『夜は短し歩けよ乙女』にご出演された田中美保さんと一緒のお写真が掲載されています。
インタビューは先日ご紹介した『青春と読書』のものと一緒ですが、違う部分を以下に書き出してみますね。

「女の子がはぐれたりいなくなったりする話は、僕の実体験がもとになっています。昔家族で川に遊びにいった時、弟が流されかけたことがあって。僕が手をつないでいたんですが、"もしあの手が離れていたら"という恐怖心が実感として残っているんです。偽祗園祭の話はデビュー以来書いてきた大学生たちのバカ話ですが、僕は彼らのような人たちが好きなんですね。不器用でアホで真面目で、そこそこ幸せになってほしいと思える人たち。書いていても楽しいんです。これはそういった世界がウソとも本当とも言えずうじゃうじゃになるような方向へ、手探りで作っていった作品です」

ところで、このお写真はとてもいいですね(*^_^*) いままで拝見した中で、もっとも素敵にうつっているかもしれません。みなさんも、ぜひ『MORE』275ページをチェック! あと、田中美保さんと一緒のお写真は11ページにあります。
http://d.hatena.ne.jp/Tomio/