森見登美彦先生情報を少々。

森見登美彦氏推薦――「震え上がったのが悔しくて、友人達に「読め」と無理強いした。「恐怖のお裾分け」で顰蹙を買った、高校時代。」

http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488523015

  • All Aboutの「話題の本」コーナーで『恋文の技術』が紹介されています。
    • 一部をご紹介。

手紙は面白い!森見登美彦『恋文の技術』

そもそもなぜ守田は大量の手紙を書いているのか。希代の文通上手になって世界征服をするとか、会社を立ち上げるとか、冗談だらけの文章から、ちらちらと本当の理由が見えてくる。

それは、心のなかの一番傷つきやすく柔らかい部分にかかわること。自意識過剰でナイーブな自分にうっとりするのではなく、ちょっとずらしたり、距離をとって描く。森見登美彦はそういう技術にたけている。笑いながらも痛い部分を突かれる、実は油断ならない小説なのだ。

http://allabout.co.jp/interest/book/closeup/CU20090430A/index.htm

書簡体で想像をかき立てられ、爆笑!『恋文の技術』2009年4月27日

『恋文の技術』 守田がたどり着いた恋文の奥義とは?!
 出ました! ファン待望、森見ワールドさく裂です。
 京都の大学から、能登半島の研究所でクラゲの研究をすることになった大学院生・守田一郎。人恋しさを紛らわせるべく、文通武者修行と称し、ゆくゆくは手紙一本でいかなる女性も口説き落とせるともくろみ、とにかく手紙を書きまくる。
 大学の友人、先輩、家庭教師をしていた教え子、妹、森見登美彦へ向けた守田の手紙のみで、物語は進行。相手によって守田の文章の雰囲気は異なり、そこから守田という人となりや相手との関係性が浮かび上がってくる。
 最初から最後まで笑いどころ満載だが、とくに片思い中の女性・伊吹さんへの失敗書簡集はクライマックス。恋文の達人からはほど遠い、守田のアホなまでの不器用さに、声を出して笑いながらも、うーん、甘酸っぱいぞ。書簡体で、爆笑必至のエンターテインメントたらしめるのが、モリミーの真骨頂! 公共の機関で読むのはオススメしません。
 (ポプラ社 1500円+税)=尾崎英子・筆
(共同通信)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-143808-storytopic-137.html

  • 週刊現代』(2009年04月11日号)に北村浩子氏による書評が掲載されていた模様。
    • タイトルのみ発見しました。


「恋文の技術」/妄想がちな純情男子の奮闘を斬新な構成で紡ぎあげた卓抜さ
http://www.excite.co.jp/News/magazine/MAG7/20090330/47/

森見登美彦の小説では、京都はつねに現実以上のパラダイスとして描かれる。

http://d.hatena.ne.jp/Tomio/