森見登美彦『恋文の技術』(ポプラ社)

連載と単行本とでは内容がかなり違っていて、わたしは連載中のもの(単行本で出てこない人物など)にひきずられているところもあるので、なかなか感想が書けませんでした。

いちおう、連載の第四話から定期的に感想を書いていたようなのでここでまとめておきます。単行本とどう違うのか知りたい方などいらっしゃいましたらどうぞ(*^_^*)

ちなみに、いまのところの感想です。

  • 丹波先輩と田邊さんのことなど、削った部分がもったいないので今後に生かしてほしいと思います。
  • かかりむすびが「拝啓〜草々」となっているのはなぜ直していないのでしょうか。最初なら、「そういうお茶目な登場人物」としてあらわしたいのかとも考えられましたが、すぐに他の登場人物(大塚緋紗子大王など)に直されるような? ちょっと疑問です。
  • 先生は『トップランナー』ご出演の際にたしか「映像化への希望」について参加者から尋ねられて「自由にしてほしいから作品中で服装描写などもしていない」とおっしゃってましたが、この作品では谷口さんの服装描写がすこしあってわかりやすかったです。
  • よかったところは、これまで2006年12月号(つまり2006年11月)から追いかけてきたので、ほとんど書いてしまったように思います。いろいろ違うところはありますが、大筋ではかわっていないのでよいところもそのままでよかったです(*^_^*)