主観と客観のずれ(昨日のつづき)。

  • 昨日のエントリをアップしてから思ったのですが、ああいうのは恋愛小説ではけっこう当たり前にでてくることではないかと思いました。
  • 例えば、昨日のエントリの短大講師さんを主人公にしてわたしとの出会いについてややドラマチックに描くと、以下のようになるのではないでしょうか。

短大講師の職は得たものの、留学の希望もまだ果たせず、いまひとつはりのない生活を送っている僕。ある日突然、僕の目の前に興味深い読書ブログを開設している女性が現れた。よく読んでみると、どうやら近い地域に住んでいるようだ。久しぶりの胸の高鳴り。しかし、なぜかことごとくボタンはかけちがい……。

  • うーん。ベタすぎますが、なんとなくありそうですよね^^; 特に、島本理生先生などは、こういう男性に反発しつつも惹かれてしまう女性主人公を上手に描けそうな気がします。そのへんが、わたしが彼女の小説にいまひとつのれないところというか。
  • もう少し、この問題を考えてみるかもしれません。