森見登美彦「蝸牛の角」(『小説新潮』7月号)

  • おお〜、また面白かったですよ! いつもながら、よくこういう作品でこういう風に着地できるなぁと思います。
  • 「彼はそう言いながら、蟻が忘年会で使うお猪口のような『人間の器』を弄んでいる。」という比喩表現がとてもウケました。
  • ところで、こういう「洛北沈殿党」のような方々って、自分たちの両親だって"ねんごろ"になって自分たちが生まれてきたことについてはどのようにお考えになっているものでしょうか。それとも、男性というものは仲間内でこのような言葉を弄ぶものなのでしょうか。
  • 「受賞のことば」も、インタビュー「京都で、うにゃうにゃの服とカロリーメイトを」も面白かったです! でも、センセイ、もっと栄養をお取りになってください……。

http://d.hatena.ne.jp/Tomio/